ノートと計算の持つ可能性とは?

 今の世の中、パソコンやスマホなど便利な道具が次から次へと普及しています。

そのような中、子どもたちは字を書く機会や自分の頭で考える機会が減り、「漢字が書けない」、「計算ができない」など様々な問題が取りざたされています。

 

しかし大人になれば、ほとんどの書類は手書きではなくパソコンで作成し、連絡手段も手紙ではなくメールやアプリを使用します。

そして計算も電卓を使い、今まで学校で行っていたノートを手書きで書くということはあまりやらなくなります。

 

それならばいっそのこと、「学校では今後パソコンなどのICTを積極的に使い、ノートや計算などのアナログなやり方は減らしていくべきではないか?」と思われる方もいるのではないでしょうか。

 

 確かに、これから先の時代を生きていくためにICT教育はとても重要です。

しかし、そのような技術が私たちの生活の一部を塗り替えていったとしても、「手書きでノートを取ることや計算練習などをやらなくても良い」というわけにはいきません。

 

ノートを取ることは、先生の授業の内容を写すという役割以外にも、

情報を収集し、整理すること、暗記をすること(手と頭を同時に動かしながらの方が暗記をしやすい)など様々な役割があります。

自分で計算をすることも、基礎計算力が高まることにより、頭が柔軟になり、

論理的な思考力を養うのに効果的です。

 

大切なことは、「ノート」や「計算」が持つ可能性をしっかりと理解しながら、勉強に取り組むことです。

それらをすべて考えた上で、「本当に必要な部分」と「不必要な部分」に分けて、より時代にあった学び方をしていくべきではないでしょうか。