ケアレスミスを防ぐには?

皆さんも今までテストを受けてきて、ケアレスミスをしてしまったことがあるのではないでしょうか?
いつも完璧な人はいないので、ケアレスミスをしてしまうのは仕方のないことです。
しかも、まゆこちゃんが言うように見直しをしているのにケアレスミスが起こることもあります。
しかし、ケアレスミスというのは文字通り“注意不足”によるミスなので、しっかりと対策を行えば、限りなくゼロに抑えることができます。
今回はケアレスミスをしっかりと防げる見直しの仕方についてお話ししましょう。
見直しをするタイミング
まず、見直しをするにあたり、どのタイミングで見直しをすれば良いのでしょうか?
答えは、回答をすべて書き終えてからです。
中には、大問が一つ終わったときに見直しをするという人もいるかもしれませんが、それはあまりオススメしません。
見直しは、あくまで『すべて終わって、時間が余ったときに行うもの』なので、見直しに時間をかけ過ぎて試験問題がすべて終わらないというのは本末転倒です。
また、見直しをしたことによって時間が押してくると、精神的な焦りによってもっと多くのケアレスミスをおこしてしまうかもしれません。
ただし、上のつとむ君のような『解答欄を間違えてしまう』というケアレスミスは、修正に時間がかかるので、特にわからない問題を飛ばしてしまった場合などは、大問ごとに振り返るなどこまめにチェックしましょう。
それ以外のケースでは後でまとめて行う方が効率的なので、まず時間内に試験問題をすべて終わらせることに集中しましょう。
見直しのやり方
次に見直しのやり方です。
見直しのコツは、『ジャンルごとに見直しをする』ということです。
例えば、『計算間違いをチェックする』と決めたら、計算間違いを探すことだけに集中して見直しをします。
すべてのジャンルをいっぺんに見直そうとすると、途中で混乱して、見直しをし忘れてしまうことがあります。
ひとつずつ順番に行いましょう。
しかし、すべてのジャンルを見直すには、時間的に余裕がないかもしれません。
そのための対策として、それらジャンルには優先順位をつけましょう。
優先順位のつけ方は、問題演習や今までのテストでよくやってしまうケアレスミスの順番にしましょう。
ミスしやすいものから順に見直していけば、必然的にケアレスミスの数を減らすことができ、また、そのように意識をすることで、徐々にそのミスをしにくくなっていきます。
ケアレスミスも積み重なって癖になってしまえば、それは“苦手な問題”になってしまいます。
ケアレスミスを防ぐだけではなく、そのケアレスミスを二度としないためにも、日ごろから「自分はどのような問題でミスをしやすいのか」というデータを集めるようにしましょう。